周囲約60キロメートル、面積53.15平方キロメートルを有する生駒市は、奈良県の北西端に位置し、大阪府と京都府に接しています。西に標高642メートルの生駒山を主峰とする生駒山地が、東に矢田丘陵と西の京丘陵があり、そこに広がる生駒市は、東西約8.0キロメートル、南北約15.0キロメートルと南北に細長い形をしています。
生駒山を隔てて大阪に通じ、自然豊かで歴史ある文化財も豊富でありながら、大阪市・奈良市のベッドタウンとしても知られる生活環境の整った都市です。

市内には、日本最古のケーブルカーや、宝山寺、生駒山上遊園地など、地域に根ざした観光資源が点在。里山の風景や茶道文化なども色濃く残っており、訪れる人々に「懐かしさ」と「発見」を届けてくれます。生駒市は、北から南へと異なる表情を見せながら、どこか懐かしく、あたたかな空気が流れるまちです。歴史と自然にふれながら、ふと足を止めたくなる場所がきっと見つかります。


万博会場からのアクセスも便利!
2025年の大阪・関西万博(夢洲会場)からも、生駒市はアクセス良好な立地にあります。
生駒駅から乗り換えなし・およそ1時間程度で訪問可能です!

南北に細長く北部、中部、南部エリアがあります

北部エリア
北部エリアの高山地区は、日本の伝統文化である茶道において使用する道具の茶筌生産が全国シェア90%を占め、“茶筌のふるさと”として知られています。
この地域では、茶筌をはじめ様々な竹製品を製造・販売しているお店があります。
竹林の美しい風景や、昔ながらのものづくり文化が今も残り、訪れる人に落ち着いた時間を提供してくれます。自然に寄り添う暮らしを感じられるこの地域では、季節ごとの景色や静かな散策が楽しめます。
自然を感じながら、のんびりとした散策や、地元の人々との素朴なふれあいが楽しめます。
中部エリア
生駒市の中心部は、近鉄生駒駅を中心に広がるエリアで、観光や散策のスタート地点にぴったりの場所です。近鉄奈良線・けいはんな線・ケーブルカーの乗り換え駅となっており、大阪や奈良からのアクセスも抜群。大阪難波からは電車で約20分と、日帰り旅にもおすすめです。
宝山寺や生駒山上遊園地などの観光名所をはじめ、駅周辺には、カフェや飲食店、地元の商店が立ち並び、観光とともに日常の楽しみも味わえるエリアです。ケーブルカーのレトロな車両や眺望も魅力のひとつ。夜になれば「生駒八景」の一つ、光輝く宝石のような夜景を見ることができます。


南部エリア
「暗越(くらがりごえ)奈良街道」は、生駒市の南部を走り、古くは大阪と奈良を結ぶ最短ルートとして最も賑わった街道です。この街道沿いには、行基墓の残る「竹林寺」など、奈良時代に東大寺の大仏建立に関わった「行基」の足跡が多く残されています。
暗峠(くらがりとうげ)は、今も石畳などが残り、峠の趣きがたっぷりと残されています。松尾芭蕉も人生最後の旅でここを通りました。
小瀬地区には、天然温泉を引いた足湯が整備され、ハイキングを楽しむ方の疲れを癒しています。
情報サイト「縁結び大学」にて、生駒市が紹介されました。生駒山エリアの映えスポットやグルメ情報を掲載しています。
詳しくはこちら
https://jsbs2012.jp/date/ikoma-kankou
大阪のにぎわいから、ほんの少し足をのばせば出会える――
歴史と自然、そして人のあたたかさにふれる「いこま時間」を、ぜひお楽しみください。